マスクド・アナライズのAIベンチャー場外乱闘!

大激突! Pepper vs パートのおばちゃん “コスパ頂上決戦”(4/5 ページ)

 同店では2016年からPepperの導入を開始し、現在では国内の全494店舗で運用、従業員の負担を軽減しています。多言語化への対応も進めており、海外店舗への展開も期待がかかります。

 来客案内でPepperを導入した企業は、他にもあります。しかし料金を払って導入するだけなく、活用するには工夫が必要です。こうした「導入しただけ」の事例は、Pepperに限らずAIでも頻繁に見られる光景です。

 はま寿司では、一定の作業量が見込まれる「来店客の案内」という定型作業のみで運用されています。

 同店は郊外型チェーンなので店舗面積が広く、スタッフが店内から入り口まで移動するのも手間です。スタッフの目的は顧客満足度の向上であり、接客(主に食事中の客)に専念すべきでしょう。

 特に家族連れが多い郊外店では、きめ細やかな配慮は欠かせません。そこでPepperを座席案内に専念させれば、店舗運営に必要な人数を削減できるので、人手不足が深刻な郊外店で効果が見込めます。

 仮に時給950円のパート社員が毎週土日の正午から午後9時まで(休憩1時間)出勤すれば、月8日合計64時間で人件費は6万800円です。

 これが、法人向けモデル「Pepper for Biz」の料金プランなら月額5万5000円で済みます(税別。契約期間36カ月、別途ロボット手続き手数料9800円)。何時間働いても月額5万5000円の「働かせホーダイプラン」なので、白い犬も顔面蒼白です。

 人件費には時給だけでなく、採用や教育、シフト管理など、見えないコストも含まれます。Pepperなら見えないコストも気にせず、パートのおばさんにありがちな人間関係で揉める事もありません(注:筆者は実家に帰る度に、母親からパート先の人間関係における愚痴を聞かされている)。

ロボット ロボットと人間のコストパフォーマンス(筆者作成。いらすとや)
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マスクド・アナライズのAIベンチャー場外乱闘!

自称“AI(人工知能)ベンチャーで働きながら、情報発信するマスクマン”こと、マスクド・アナライズさんが、AIをめぐる現状について、たっぷりの愛情とちょっぴり刺激的な毒を織り交ぜてお伝えします。

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