YouTube、「次の動画」で陰謀論などの問題動画を勧めない改善に着手
米Google傘下のYouTubeは1月25日(現地時間)、視聴中の動画の下(デスクトップの場合は横)に「おすすめ動画」を表示する「次の動画」機能で、「コミュニティガイドライン」すれすれの動画は表示しないようにすると発表した。まずは米国の一部のユーザーを対象に開始する。
「次の動画」は、動画を1つ再生すると、視聴中の動画に関連するとYouTubeのアルゴリズムが判断した「おすすめ動画」が表示される機能。初期設定では、視聴中の動画に続けて次々と自動再生されるようになっている。
この機能で、コミュニティガイドラインに違反してはいないが、問題のある“ボーダーラインコンテンツ”を表示しないようにする。YouTubeはボーダーラインコンテンツの例として以下を挙げた。
- 偽の“奇跡の難病治療法”
- 地球平面説のような陰謀論
- 9/11のような歴史的出来事についての露骨な虚偽の主張
この改善後も、こうしたボーダーラインコンテンツを削除するのではなく、検索すれば表示されるし、チャンネル登録者にも表示される。「この改善は、言論の自由のための場を維持することと、ユーザーへのわれわれの責任を果たすことの間のバランスをとれると思う」としている。
AIと人間が協力して機械学習でアルゴリズムを改善し、ボーダーラインコンテンツかどうかの判断の精度を上げていく。精度が上がれば対象ユーザーを拡大していく計画だ。
YouTubeの「次の動画」については、米BuzzFeedが24日、陰謀論動画ばかり並ぶと指摘した。同メディアによると、ログインしなくても、新しく作ったアカウントでログインしても、陰謀論動画を勧められたという。
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