オカシオ・コルテス議員、公聴会でFacebookのCEOを締め上げる
米下院住宅金融委員会が10月23日に開催した米Facebookのマーク・ザッカーバーグCEOを証人とするデジタル通貨Libraに関する公聴会で、アレクサンドリア・オカシオ・コルテス議員(ニューヨーク州選出、民主党)が持ち時間の5分を最大限に使ってザッカーバーグ氏を厳しく問い詰めた。
同氏は、まず、Libraについて判断するためにはFacebookとそのCEOであるザッカーバーグ氏のこれまでの行動について確認する必要があると語った。
最初の質問は、Cambridge Analyticaスキャンダルについてで、この問題についてザッカーバーグ氏が最初に知ったのはいつかというものだった。ザッカーバーグ氏は「正確には分かりません」と答え、コルテス氏の「この問題について取締役のピーター・ティール氏と相談したのはいつか?」という質問にも「覚えていません」と答え、「2016年の大統領選に壊滅的な影響を与えた御社に関する過去最大のスキャンダルについてのこのように大事なことをあなたは覚えていないんですね」と指摘された後、「ええと、この事件に気づいた後、話し合ったのは確かです」と答えた。
コルテス氏は、「Facebookは政治家が偽情報を拡散するために金を払うことを許していますね(政治広告はファクトチェックの対象外にするという発表を指す)。現在のFacebookのポリシーであれば、例えば黒人をターゲットにして嘘の投票日を宣伝することもできますね?」とも質問した。ザッカーバーグ氏が「それはできません」と答えると、コルテス氏は「だが、Facebookは広告についてはファクトチェックしないと言っています」と応じ、それに対しザッカーバーグ氏は閾値を超える内容の場合はポリシーを超えて対処すると答えた。
コルテス氏 政治的広告のファクトチェックをしないなら、どうやって広告に問題があるかどうかを判断するのですか?
ザッカーバーグ氏 どう答えればいいか分かりません。
コルテス氏 私が虚偽広告をFacebookに掲載できるかどうかあなたには分からないんですね? 政治的広告に関してファクトチェックを全くしないことに、問題があると思いませんか?
ザッカーバーグ氏 うそをつくのは悪いことだと思います。うそを含む広告を掲載するのは悪いことだと思います。だが、われわれが正しいことをするかどうかと、選挙で人々が政治家がうそをついたことを知るのとは別の話です。
コルテス氏 では、私は虚偽広告を掲載できるんですね? うそだと分かっていても、Facebookはその広告を削除しないんですね? イエスかノーで答えてください。
ザッカーバーグ氏 (反論しようとして遮られ)イエス。民主主義の本質です。人々は自分自身で候補者に投票するかどうかを判断する必要があります。
コルテス氏の質問は、以下の公聴会録画の5時間20分あたりから始まる。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
この記事の著者
関連記事
こんなメディアも見られています
ITmedia NEWSに関連する情報をお探しであれば、こちらのメディアもお役に立てるかもしれません。
SpecialPR
本日の新着記事
アクセスランキング
-
1
「Xが情報収集に役立たない……」熊本地震で不満の声続出 「Twitterを返して」
-
2
メルカリ、梨の転売疑惑に「盗品の出品は確認されず」 誹謗中傷には利用制限も
-
3
「こんなのに追われたら……」急斜面もやすやす爆走、中国製の車輪付き四足ロボのデモ動画が話題 最高時速20km超
-
4
検索結果に「詐欺ではありません」と表示させる詐欺手口、警視庁が注意喚起 AI要約も餌食に
-
5
はてな、11億円流出の調査報告書を公開 偽警察、口外禁止、残業・休出200時間超、孤立……ほころびが連鎖
-
6
Z世代に聞く次の流行、「AIイラスト」が1位に 「Claude Code」も上位
-
7
東野圭吾さん死去、Xなどで追悼相次ぐ 「ガリレオ」など数々の人気作、エンジニアから転身
-
8
NVIDIAやMicrosoftなど30社超、オープンAIの防御ツール共同開発の「Open Secure AI Alliance」設立
-
9
農水省の“クソダサ”ポスター話題 「AIよりよっぽど良い」の声も 担当者に狙いを聞いた
-
10
「あ、その情報メモしたい!」を叶えるワイヤレスイヤフォン、Nothing「Ear (3a)」
ITmedia NEWS SNS
インフォメーション
注目情報をチェック
ITmediaNEWSをフォロー
あなたにおすすめの記事PR