荻窪圭のデジカメレビュープラス
絶妙な“引き算”で使いやすくなったコンパクトミラーレス、富士フイルム「X-E4」(3/4 ページ)
ボディはシンプルだが中身はハイエンド並み
低価格で小さくてシンプルで精悍とはいえ、中身は基本的にハイエンド機のX-T4を継承しているのでレスポンスもいいし画質も高い。センサーはAPS-CサイズのX-Trans CMOSセンサーで2610万画素。画像処理エンジンも最新のX-Processer 4を搭載。
ただ、X-T4やX-S10で採用されたボディ内手ブレ補正は搭載されなかった。ちょっと残念な点だ。
レンズキットのレンズは15-45mm。軽くてコンパクトで廉価な沈胴式電動ズームレンズだ。電動なので瞬時に目的の焦点距離に合わせるのはちょっと苦手。
写りは素直で、最高というわけじゃないけど悪くない。いつものガスタンクで。
続いて望遠端で梅。タッチパネルに対応しており、AF時の枠の大きさはダイヤルでさっと変更できるし、スティックでAFポイントを動かせる。どちらでも良い。
基本的にはスティックかタッチパネルでAFを指定するのがいいだろう。
当然瞳AFは装備。マスクをしていると瞳を認識しづらくなるようだが、まあしょうがないかもしれない。
ただWebサイトなどでX-E4のメインレンズとして使われているレンズはキットレンズじゃなくて、新しく出た27mm(41mm相当)F2.8のパンケーキレンズだ。スナップ用の薄いレンズで、X-E4の精悍なボディにはこちらの方が似合う。
絞りリングで絞りを操作するXFレンズ伝統のスタイルだ。
AF時のモーター音がちょっと気になるが薄くて携帯性が高く、スナップ用にちょうどいい。
ただ、レンズが薄いこともあってか最短撮影距離は34cm(撮影倍率は0.1倍)とあまり寄れないのでテーブルフォトをよく撮る人は注意。
シャッタースピードは最高で1/4000秒までだが、電子シャッターを使えば1/32000秒まで上げられる。設定で自動切替にしておけば気にせずに使える。1/4000秒だと晴天下の絞り開放時にすぐ足りなくなるからね。
ISO感度はISO12800まででさらにISO51200まで拡張感度として上げられる。
感度を上げながら撮影してみると、ISO12800からノイズが目立ち始める感じだ。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
荻窪圭のデジカメレビュープラス
デジタルカメラ関連の製品レビューやコラムを掲載しています
この記事の著者
関連記事
こんなメディアも見られています
ITmedia NEWSに関連する情報をお探しであれば、こちらのメディアもお役に立てるかもしれません。
SpecialPR
本日の新着記事
アクセスランキング
-
1
「Xが情報収集に役立たない……」熊本地震で不満の声続出 「Twitterを返して」
-
2
メルカリ、梨の転売疑惑に「盗品の出品は確認されず」 誹謗中傷には利用制限も
-
3
「こんなのに追われたら……」急斜面もやすやす爆走、中国製の車輪付き四足ロボのデモ動画が話題 最高時速20km超
-
4
検索結果に「詐欺ではありません」と表示させる詐欺手口、警視庁が注意喚起 AI要約も餌食に
-
5
はてな、11億円流出の調査報告書を公開 偽警察、口外禁止、残業・休出200時間超、孤立……ほころびが連鎖
-
6
Z世代に聞く次の流行、「AIイラスト」が1位に 「Claude Code」も上位
-
7
東野圭吾さん死去、Xなどで追悼相次ぐ 「ガリレオ」など数々の人気作、エンジニアから転身
-
8
NVIDIAやMicrosoftなど30社超、オープンAIの防御ツール共同開発の「Open Secure AI Alliance」設立
-
9
農水省の“クソダサ”ポスター話題 「AIよりよっぽど良い」の声も 担当者に狙いを聞いた
-
10
「あ、その情報メモしたい!」を叶えるワイヤレスイヤフォン、Nothing「Ear (3a)」
ITmedia NEWS SNS
インフォメーション
注目情報をチェック
ITmediaNEWSをフォロー
あなたにおすすめの記事PR