ウィズコロナ時代のテクノロジー
テレワークはどこまで定着するのか 問われる日本企業の「本気度」(2/4 ページ)
日本企業のテレワークに対する意欲
2020年11月、厚生労働省の「これからのテレワークでの働き方に関する検討会」において、三菱UFJリサーチ&コンサルティングが「テレワークの労務管理等に関する実態調査」という資料を発表している。これは企業を対象としたアンケートだが、それによると、テレワーク未導入企業の83.2%が「導入・実施する予定はない」と回答している。またテレワーク導入企業においても、「新型コロナウイルス流行時よりも、テレワークの利用を拡大したい」と回答したのは14.9%にとどまり、「緊急時の臨時的な運用に限ってテレワークを認めたい(23.0%)」および「新型コロナウイルス流行時よりもテレワークの利用を縮小したい(7.2%)」を合わせたおよそ3割の企業が、テレワークを恒常的な働き方とすることに消極的な姿勢を示している。良しあしは別にして、テレワークはあくまでパンデミック中の緊急措置であり、コロナが終息すれば当然縮小する、というのが一般的な日本企業の姿勢だろう。
一方、海外企業についてはこんな調査結果がある。調査会社のIDCは、2020年9月に発表したレポートの中で、2024年までに米国の労働者の60%が「モバイルワーカー」になるだろうとの見通しを発表している。彼らの言うモバイルワーカーとは、「割り当てられたタスクとワークフローを完了するために、会社がモバイルデバイス(スマートフォン、タブレットなど)を利用できるようにしている労働者」と定義されており、外回りをする営業員のような働き方もこの中に含まれているが、COVID-19をきっかけとした在宅勤務の拡大が、モバイルワーカーが増加する一因とされている。
それではなぜ、欧米企業はテレワークを続ける姿勢を見せているのだろうか。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
ウィズコロナ時代のテクノロジー
「ウィズコロナ」時代の到来が現実味を帯びてきている。こうした状況において、テクノロジーはどのように活用され、また世界を変えていくのか。この連載では具体的な取り組みを探る。
この記事の著者
関連記事
こんなメディアも見られています
ITmedia NEWSに関連する情報をお探しであれば、こちらのメディアもお役に立てるかもしれません。
SpecialPR
本日の新着記事
アクセスランキング
-
1
なぜ酒蔵の許諾なしに? 「VTuberコラボ日本酒」騒動、主催者が経緯説明 仲介者による調整で「準備進んでいると認識」
-
2
「食事量は1日1200kcal以下、でも肥満」な人を14日間追跡調査 痩せない理由は……米コロンビア大などの研究
-
3
かっぱ寿司「配布前のコラボグッズ、フリマで買わないで」 プリキュアコラボ発表日に注意喚起
-
4
本物そっくり“AI生成レシート“が経費精算の脅威に マネフォ「自力で見破るのは難しい」 企業はどう備える?
-
5
「ペンギンを返して」→「3匹全部採用して」 批判殺到のSuica新キャラ、ファンアートが空気を変えた? SNSの声
-
6
「菜の花がおかしい」――イラストレーター制作うたうマラソン大会ポスターに指摘相次ぐ 事務局がAI使用明かす【訂正あり】
-
7
早すぎる 「めっちゃカメレオン」Switch 2版、即日10万本突破
-
8
農水省の“クソダサ”ポスター話題 「AIよりよっぽど良い」の声も 担当者に狙いを聞いた
-
9
幻の「ちいかわ」コラボ第3弾皿、捨てちゃうの? くら寿司に聞いてみた
-
10
「ランジェリーパープルじゃない」「買おうと思ってたのに」 iPhone 18 Pro/Pro Maxの色に落胆の声
ITmedia NEWS SNS
インフォメーション
注目情報をチェック
ITmediaNEWSをフォロー
あなたにおすすめの記事PR