Apple Musicの“追加料金無しでハイレゾ提供”が楽曲販売に与えるインパクト インディーレーベル運営者の視点(4/4 ページ)
映像コンテンツにDolby Atmos音源を設定するためのマスタリング作業は、ホームシアター系の再生環境を想定する必要があり、それなりのシステムが必要で、制作コストの面でお高いものなる。
しかし、AirPods Proなどイヤフォンでのリスニングを想定した形であれば、「Pro Tools」や「Logic Pro」といったDAWと、「Dolby Atmos Renderer」や「Dolby Atmos Music Panner」のような専用プラグインとの組み合わせで、低コストでコンテンツ制作が可能なだけにインディアーティストでも参入できる世界だ。
制作者の数が多ければ、さまざまな考え方に基づいた、独自の作品が生まれてくるのではないか。ちなみに、Dolbyのプラグイン関係は、M1 Macでは動作しないという情報もあるので、後日、検証して別記事で報告したい。
参考:Dolby Atmos Music Quick Start: Getting Started with Logic Pro
Dolby Atmosへの対応は、iPhoneか、あるいはH1/W1チップに対し、ソフトウェアアップデートでDolby Atmosのデコード機能を追加することになるのだろう。ハードウェアメーカーが音楽配信サービスを提供する、垂直統合の強みを生かした機能追加と考えることもできる。リスナーとしても、音楽制作者としても、Dolby Atmosへの対応は、イマジネーションをかき立ててくれる。6月の登場が楽しみだ。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
この記事の著者
関連記事
こんなメディアも見られています
ITmedia NEWSに関連する情報をお探しであれば、こちらのメディアもお役に立てるかもしれません。
SpecialPR
本日の新着記事
アクセスランキング
-
1
「Xが情報収集に役立たない……」熊本地震で不満の声続出 「Twitterを返して」
-
2
メルカリ、梨の転売疑惑に「盗品の出品は確認されず」 誹謗中傷には利用制限も
-
3
「こんなのに追われたら……」急斜面もやすやす爆走、中国製の車輪付き四足ロボのデモ動画が話題 最高時速20km超
-
4
検索結果に「詐欺ではありません」と表示させる詐欺手口、警視庁が注意喚起 AI要約も餌食に
-
5
はてな、11億円流出の調査報告書を公開 偽警察、口外禁止、残業・休出200時間超、孤立……ほころびが連鎖
-
6
Z世代に聞く次の流行、「AIイラスト」が1位に 「Claude Code」も上位
-
7
東野圭吾さん死去、Xなどで追悼相次ぐ 「ガリレオ」など数々の人気作、エンジニアから転身
-
8
NVIDIAやMicrosoftなど30社超、オープンAIの防御ツール共同開発の「Open Secure AI Alliance」設立
-
9
農水省の“クソダサ”ポスター話題 「AIよりよっぽど良い」の声も 担当者に狙いを聞いた
-
10
「あ、その情報メモしたい!」を叶えるワイヤレスイヤフォン、Nothing「Ear (3a)」
ITmedia NEWS SNS
インフォメーション
注目情報をチェック
ITmediaNEWSをフォロー
あなたにおすすめの記事PR