Innovative Tech

外部プロジェクターの映像をAR表示する眼鏡型デバイス 東工大などが開発(1/3 ページ)

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このコーナーでは、テクノロジーの最新研究を紹介するWebメディア「Seamless」を主宰する山下裕毅氏が執筆。新規性の高い科学論文を山下氏がピックアップし、解説する。

 東京工業大学と英University College Londonの研究チームが開発した「Beaming Displays」は、離れた場所に設置したプロジェクターから映像を眼鏡型ARディスプレイに投影し、実世界に重ねて表示させるシステムだ。

photo ウェアラブルヘッドセットの外観
photo 別の角度から見たウェアラブルヘッドセットの外観

 通常のARディスプレイは眼鏡のように装着するため、光学部品、センサー、コンピュータ、バッテリーなどを組み込むと同時にコンパクトさも実現しなければならない。このため、処理能力、電力消費、発熱などの問題が避けられない。

 Beaming Displaysは、画像生成部である光学部品、センサー、コンピュータ、バッテリーを接眼部から物理的に分離し、画像生成部のプロジェクターと受動的なウェアラブルヘッドセットの2つで構成。少し離れたところに設置するプロジェクターからウェアラブルヘッドセットに画像を投影する仕組みだ。

photo ユーザー視点のウェアラブルヘッドセットと机上のプロジェクター(左)ウェアラブルヘッドセットから見える光景(右)
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この記事の著者

山下裕毅
山下裕毅

2014年から幅広い分野の研究論文をピックアップして解説しているメディア「Seamless」(シームレス)を主宰している。

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