「Apple Watch Ultra」先行レビュー “普段使いのみ”でも選ぶ価値あるタフネスモデル(2/3 ページ)
強烈な見た目と大画面の便利さ
実際に装着して街に出てみたが、まだ人に存在を知られるワケにはいかないモデルということもあって、非常にビビッてしまった。何しろ目立つのだ。明らかに既存のApple Watchとは違うアピアランスは、当分の間注目されるに違いない。
あらためて、Apple Watch Ultraと従来のApple Watchを交互に装着してみると、平らで大きなディスプレイ、さらにその周囲を囲うチタンのフレーム、ゴツゴツしたデジタルクラウンとボタン周りなど、かなりワイルドなオーラを発揮している。これまでの、とにかくソフィスティケイト一辺倒だった、スマートなApple Watchと違う。個性を主張しているのだ。
エッジ部分が溶けたアメのように滑らかな曲面になったディスプレイを見慣れたわれわれにとって、平らなディスプレイは新鮮。細かく見ると、外側にチタンの縁があり、0.5mmぐらいの隙間がみえる。おそらく、外縁に衝撃を受けてチタンが変形した時に、そのストレスを吸収するためだと思われる。さらに1.5mmぐらいの黒縁があり、ディスプレイに続く。410×502ピクセルのディスプレイは広大で、情報量は多くなっているし文字も見やすい。
Ultra専用のウォッチフェイスである「ウェイファインダー」の情報量は非常に豊富だし、ワークアウトアプリを使っても初めて6行分の情報を表示することができるようになった。
また、逆に従来あった「インフォグラフ」などの文字盤は、文字が大きくなって見やすくなった。Series 8の45mmケースにインフォグラフを表示して、コーナーのコンプリケーションに海外の時刻を表示すると、筆者だと老眼でとても見にくかったのだが、Apple Watch Ultraだと楽々見える。Apple Watch Ultraは(かなしいかな)老眼にも優しいのである。
特に地図アプリでは広い範囲を見ることができるし、写真なども大きく見える。メール、メッセージなどでも多くの文章を表示できるので、従来のApple Watchとはかなり使い勝手が違う。
特筆すべきは、watchOS 9から搭載された日本語キーボードの使い勝手だ。Apple Watch Ultraほど大きなディスプレイだとかなり打ちやすい。もちろん、長文を打つのは難しいので、音声認識が中心になるが、日本語キーボードが使えると、音声認識では入力できない固有名詞などを修正できるので、Apple Watchでの文字入力が一気に実用的になる。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
この記事の著者
関連記事
こんなメディアも見られています
ITmedia NEWSに関連する情報をお探しであれば、こちらのメディアもお役に立てるかもしれません。
SpecialPR
本日の新着記事
アクセスランキング
-
1
「Xが情報収集に役立たない……」熊本地震で不満の声続出 「Twitterを返して」
-
2
メルカリ、梨の転売疑惑に「盗品の出品は確認されず」 誹謗中傷には利用制限も
-
3
「こんなのに追われたら……」急斜面もやすやす爆走、中国製の車輪付き四足ロボのデモ動画が話題 最高時速20km超
-
4
検索結果に「詐欺ではありません」と表示させる詐欺手口、警視庁が注意喚起 AI要約も餌食に
-
5
はてな、11億円流出の調査報告書を公開 偽警察、口外禁止、残業・休出200時間超、孤立……ほころびが連鎖
-
6
Z世代に聞く次の流行、「AIイラスト」が1位に 「Claude Code」も上位
-
7
東野圭吾さん死去、Xなどで追悼相次ぐ 「ガリレオ」など数々の人気作、エンジニアから転身
-
8
NVIDIAやMicrosoftなど30社超、オープンAIの防御ツール共同開発の「Open Secure AI Alliance」設立
-
9
農水省の“クソダサ”ポスター話題 「AIよりよっぽど良い」の声も 担当者に狙いを聞いた
-
10
「あ、その情報メモしたい!」を叶えるワイヤレスイヤフォン、Nothing「Ear (3a)」
ITmedia NEWS SNS
インフォメーション
注目情報をチェック
ITmediaNEWSをフォロー
あなたにおすすめの記事PR