荻窪圭のデジカメレビュープラス
ミラーレス一眼は今年どう変わる? 4年ぶり「CP+」で見極めたい4つのトレンド(4/4 ページ)
動画性能は進化の方向が大事
もはやどのカメラも動画性能を強化してるわけだが、面白いのはハイエンド機がガチの映像作品撮影系に向かう中、その真逆のカジュアルな動画撮影に力を入れたモデルがでてきて人気なこと。
筆頭がソニーの「VLOGCAM」だが、ちょっと前になるけどパナソニックの「G100」、その後に出た富士フイルムの「X-S10」もその系統に入るかと思う。ニコンの「Z 30」はいわずもがな。
動画はユーザーによって必要な機能性能が変わってくるのだけど、ミラーレス一眼のエントリー機はソニーのVLOGCAMが切り開いた市場に向けた動画モデルになっていくのだろうなという感じがある。
動画はスペックよりも自分が必要とするものをちゃんと持っているかが重要だ。
レンズラインアップの多様化に注目
フルサイズミラーレス一眼が続々と登場したときは、まずはクオリティ重視ということで大きくて重くて高性能で高画質なレンズがずらっと出てきた。
でもここ数年は機動力を重視した軽くて扱いやすくてリーズナブルなレンズが続々と出てきて面白くなってきてる。
カメラ内での収差の補正技術が上がって補正ありきの設計ができるようになったことや、高感度時の画質が昔よりぐんと上がったことで、レンズが多少暗くても速いシャッタースピードを維持できるようになったのが大きい。ちょっと前までは躊躇してたISO6400やISO12800なんて感度でも使えるようになったからね。
レンズに関してはサードパーティーも含め、バリエーションがどんどん増えてるし、ソニーも20-70mm F4という広角に振った標準ズームレンズを出すなど、一眼レフ時代の慣習にとらわれない焦点距離のものが出つつある。特に広角系が面白い。
大きくて重くて高性能なレンズから、小さくて軽くてお手頃なレンズまで幅広く揃ってきたのである。
カメラ好きにとっては、cp+はそういう新しい試みのレンズを片っ端からチェックできる良い場になるはず。
と、ざっくりと昨年までのトレンドを見つつ、久しぶりのリアル開催でそれらに触れるから楽しみだねー、的な話をしてみた。
今年、CP+に向けた新製品が発表されるか、久しぶりのリアル開催がどんな雰囲気になるのかはまだわからないけど、盛況であることを期待しております。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
荻窪圭のデジカメレビュープラス
デジタルカメラ関連の製品レビューやコラムを掲載しています
この記事の著者
関連記事
こんなメディアも見られています
ITmedia NEWSに関連する情報をお探しであれば、こちらのメディアもお役に立てるかもしれません。
SpecialPR
本日の新着記事
アクセスランキング
-
1
メルカリ、梨の転売疑惑に「盗品の出品は確認されず」 誹謗中傷には利用制限も
-
2
Anthropic、「Claude Opus 5」公開 Fable 5に迫る性能を半額で――サイバー安全策は緩和、拒否時は自動フォールバックも
-
3
「iPhone高騰」はこれからも続く? 中国CXMTに近づくApple、メモリ競合へのけん制が不発に終わりそうなワケ【後編】
-
4
「ニューロマンサー」実写ドラマ、Apple TV+で2027年1月配信開始へ
-
5
海外の新作バカゲー「電車アタック」にマンガ家が感心した理由 ブッ飛んだ内容と完成度の高さ、そして“日本”
-
6
「めっちゃカメレオン」公式Discord乗っ取り 担当者PCがマルウェア感染、管理者が全員BANに 現在は復旧
-
7
「こんなのに追われたら……」急斜面もやすやす爆走、中国製の車輪付き四足ロボのデモ動画が話題 最高時速20km超
-
8
暑さ対策が熱い! 「猛暑対策展」で感じた、転んでもただでは起き上がらない日本人のエネルギー
-
9
検索結果に「詐欺ではありません」と表示させる詐欺手口、警視庁が注意喚起 AI要約も餌食に
-
10
スーパーに並んだ「ごちゃごちゃ生成AIポップ」が物議 “看板王”こと、きぬた歯科院長「これはアリ」
ITmedia NEWS SNS
インフォメーション
注目情報をチェック
ITmediaNEWSをフォロー
あなたにおすすめの記事PR