遊んで学べる「Experiments with Google」(第31回)
“私がムンク風”に? AIで自撮りを加工 ARフィルターで「表情豊かな自由の女神」爆誕 無料アプリで遊ぶ(1/2 ページ)
「Experiments with Google」は、Googleが人工知能(AI)や拡張現実(AR)といった最新技術の可能性を示すために、実験的な応用例を紹介するショーケースだ。膨大なコンテンツを公開しており、その多くはスマートフォンやPCで試せる。
この連載では、多種多様な応用例の中から興味深いものをピックアップし、実際に遊んだ体験レポートを通して、裏側にあるテクノロジーの活用方法とその目的を解説してきた。
Experiments with Googleのコンテンツの中には、Googleのアート紹介プロジェクト「Google Arts & Culture」と連携しているもの多く、技術を体験しながら芸術を楽しんだり学んだりできる。そしてGoogle Arts & Cultureのスマートフォン向けアプリにあるさまざまな機能にも、AIやARを上手に活用しているものがある。
前回の記事ではそうした機能として、自分やペットの写真でアートを検索できる「Art Selfie」「Pet Portraits」を体験してみた。Google Arts & Cultureには、他にも楽しい機能がたくさんある。
連載31回目の今回も、カメラで楽しく遊びつつ芸術に親しみ、同時に最新技術を体験できる機能を2つ紹介しよう。
“私がゴッホ風”に? 自撮りを名作風に加工「Art Transfer」
1つ目はスマホで撮影した自分の顔写真を、有名な芸術作品風に加工できる「Art Transfer」を紹介する。Google Arts & Cultureアプリの「カメラで遊ぶ機能」からすぐに試せるので、早速遊んでみよう。
Art Transferの使い方はとっても簡単だ。自撮りをして、加工に使いたい作品を選ぶだけでいい。撮影時にインカメラ/アウトカメラを切り替えられるので、自撮りだけでなく友達の写真を撮って遊ぶこともできる。
自撮りをしたら、写真の下にゴッホの「自画像」やムンクの「叫び」といった加工用の作品が並んでいるので、好きなものを試そう。写真がゴッホやムンクらしい色合いやタッチに変化して面白い。興味のある作品や作家に出会ったら、説明を読んだり、作品の詳細ページへ飛んだりもできる。
風景画を自分の顔に乗せる 「富嶽三十六景」で加工してみた
参考にする作品は簡単に切り替えられるので、レオナルド・ダ・ヴィンチの「モナ・リザ」にしたが、これはパッとしない。風景画もあるのでどうなるかと思ったら、ゴッホの「星月夜」やおなじみ葛飾北斎の「富嶽三十六景 神奈川沖浪裏」は雰囲気が出ている。
もっと幅広い作品で試したければ、「その他のスタイルセット」から選ぼう。抽象画や文様、モダンアートなども選べる。
キース・ヘリング風はプロフィール画像にピッタリ
興味本位で好きな画家であるキース・ヘリングの「フラワーズ」を選んだところ、オリジナル顔画像の雰囲気を残しつつキース・ヘリング風になった。そこで、調子に乗って思い付くままいろいろ適用していったところ、どれもうまく加工できている。SNSのプロフィール画像に使えそうだ。
こうしたデザイン画の方が、肖像画よりも加工に適しているのかもしれない。知らない作家も多かったので、代表的な作品に触れる良い機会になった。
オリジナルの顔が徐々に変化 GIFアニメーションも生成可能
Art Transferには、若干の画像編集機能が用意されている。
まずは加工する領域を指定できる機能。画像の右上にある「はさみ」アイコンをタップすると、顔だけ加工するといった調整が可能だ。
次は、静止画ではなくGIFアニメーションに加工する機能。画像の上にあるボタンで切り替えられる。GIFアニメーションにすると、オリジナル画像から加工済み画像へ徐々に変化して面白い。
なお、画面の下にある「保存」ボタンを使ったところ、GIFアニメーションでなく加工前の静止画が保存されてしまった。その右にある「共有」ボタンでは無事にGIFアニメーションのファイルを共有できた。ファイルにして残しておきたいなら、共有ボタンからメールで自分にファイルを送るといった対応をすれば良いだろう。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
遊んで学べる「Experiments with Google」
AIやVRなど最新技術の実験的な応用例を紹介するGoogleのショーケース「Experiments with Google」を実際に試して遊んでレポートする。専門知識がない人でも楽しくIT技術の魅力に気付き、その可能性を学んでいけるようキュレーションする。
この記事の著者
関連記事
こんなメディアも見られています
ITmedia NEWSに関連する情報をお探しであれば、こちらのメディアもお役に立てるかもしれません。
SpecialPR
本日の新着記事
アクセスランキング
-
1
GMO、ランサム被害にあった顧客に新しいPC提供へ 犯行グループは1人の顧客情報公開か
-
2
資さんうどん、従業員の退職理由などが外部から閲覧可能に 委託先の勤怠システムに設定不備
-
3
NECのルータ「Aterm」、PHP脆弱性の影響なし 設定画面URLの「.php」は無関係
-
4
GMO、不正アクセス実行犯の手がかりに懸賞金 1億5000万円規模
-
5
「楽天トラベル」に不正アクセス 顧客情報最大約260万件など流出か 予約者約3.6万件のクレカ情報も
-
6
GMO不正アクセスの犯人サイト、ドメイン停止を確認
-
7
「推しがそばにいる日常」を ソニー、5万円台の裸眼3Dディスプレイ アニメ公式コンテンツに対応
-
8
メアドを検索→AIで“その人専用フィッシングメール”を生成する手法、クリック率が約2.7倍に 7000人以上で実験
-
9
So-net、会員情報約259万件が漏えい 一部メールサービスではパスワードも流出
-
10
GMO、攻撃者の公開情報に「アクセスは絶対に控えて」 悪質な拡散者には法的措置を準備
ITmedia NEWS SNS
インフォメーション
注目情報をチェック
ITmediaNEWSをフォロー
あなたにおすすめの記事PR