小寺信良の「プロフェッショナル×DX」
“誰でも使えるアドビ”こと「Adobe Express」に生成AIがやってきた プロならどう使う?(2/5 ページ)
Adobe Expressを使ってみる
Adobe ExpressはWebアプリなので、ブラウザでURLへアクセスして使用する。すでにAdobeの何らかのプランに加入していれば、常駐ツールのAdobe Creative Cloudから起動できる。
無料プランで利用する場合、プレミアム(有料)プランでしか使えない素材等に関しては、王冠のマークが付けられているので分かりやすい。とはいえ、無料プランだと全く触れないというわけではなく、取りあえず試すことはできる。完成品をダウンロードする際に、プレミアムプランの素材やフォントが使われている場合は、有料プランに加入しないとダウンロードできないという仕様だ。
プレミアムプランは月額1078円で、年間プランでは1万978円。30日間の無料体験が付いてくる。今回は無料と有料の境目を調べるために、プレミアムプランに加入していないアカウントでテストしている。
まずアプリの構造として、左の縦に並んでいる「ホーム」「プロジェクト」といったアイコン部分が、いわゆるメニューの大カテゴリーに相当する。「ホーム」の横軸に並ぶのが、実際の制作にアクセスするためのカテゴリーだ。
生成AIに関しては、「おすすめ」もしくは「生成」からアクセスできる。作成できるのは画像とテキストデザインの2タイプだ。
画像生成は日本語対応しているので、そのまま日本語を入力すれば生成できる。デフォルトでは1080×1080で作られるようだ。1つのプロンプトに対して複数の候補が表示されるので、好みのものを選択していける。またコンテンツスタイルを選べば実写風以外のテイストに作り替えることもできる。
Adobe Fireflyの学習素材は「Adobe Stock」のコンテンツに限られる。日本では学習するのに権利許諾がいらない事になっているが、海外では相変わらず学習ソースの出所についてもめているところだ。この点においても、Adobe ExpressのAI生成は安心して使えるところである。
ここでプレミアムのみの機能は、サイズ変更のバリエーションだ。SNS別にサイズが別れており、必要なものをチェックして出力することができる。ここでポイントなのは、サービスごとのサイズフォーマットを覚えたりしなくてもいいというところだろう。例えばTwitchのバナーサイズやRedditのカバーサイズがいくつかなど、調べるのは面倒だが、ここではメディアを選ぶだけで最適なサイズに調整されるというのは魅力だ。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
小寺信良の「プロフェッショナル×DX」
クラウド活用にリモート編集環境と、映像にまつわるプロフェッショナルの分野にDXの波が押し寄せている。プロの現場で何が起こっているのか。最新のITトピックを小寺信良氏が解説する。
この記事の著者
関連記事
こんなメディアも見られています
ITmedia NEWSに関連する情報をお探しであれば、こちらのメディアもお役に立てるかもしれません。
SpecialPR
本日の新着記事
アクセスランキング
-
1
「楽天トラベル」に不正アクセス 顧客情報最大約260万件など流出か 予約者約3.6万件のクレカ情報も
-
2
Apple、「iPad mini」を大幅刷新 8.5インチOLEDとA20 Pro搭載、防水にも対応 11万9800円から
-
3
「年齢は合ってますが、人間ではありません」 6歳の飼い猫に届いた“進研ゼミの案内” なぜ届いたのかベネッセに聞いた
-
4
GMO熊谷代表「社内ホワイトハッカーが事前に指摘」も対策遅れ、国に「能動的サイバー防御」要請 「責任転嫁では」SNSで批判も
-
5
GMO不正アクセス、犯人側は「27日に顧客のPC攻撃」予告 GMOが端末回収、ホワイトハッカーが解析中
-
6
Google、プライバシーポリシーに「Gmail」「Googleフォト」のデータを広告に使う例外を追加 回避方法は
-
7
「5年でバッテリーが使い物にならなくなる」は本当か テスラ「モデル3」5年目点検で分かったこと
-
8
ジョーシンへの不正アクセス、最大623万件漏えいか 運転免許証2件・マイナカード1件なども
-
9
グッスマに不正アクセス、公式EC閉鎖 会員の住所や注文履歴など漏えいか 再開目処立たず
-
10
野村総研、サイバー攻撃時の「能動的なシステム停止」を支援する新サービス
ITmedia NEWS SNS
インフォメーション
注目情報をチェック
ITmediaNEWSをフォロー
あなたにおすすめの記事PR