チケット1000枚完売の自作キーボード即売会「キーケット」写真&動画レポート “幻のキーボード”再現も(4/6 ページ)

ディスプレイ搭載ボタンに好きなマクロを設定可能

 サークル「ハシビロ工業」の織田翼さんは、画面付きマクロボタン「Chameleon Key」(カメレオンキー)を販売。ハードウェア自体は「ATOMS3」という既製品の小型モジュールで、織田さんが開発したのはファームウェアの部分。

画面付きマクロボタン「Chameleon Key」(カメレオンキー)

 織田さん開発のWeb設定ツールを通じてマクロを設定することで、例えば「X(旧Twitter)をブラウザで開くボタン」「選択したテキストをコピーして、ChatGPTを新規タブで開きコピーテキストを貼り付けるボタン」などの作成が可能。ハードウェアのメモリが許す限りは長いマクロに対応できるという。

 ATOMS3のディスプレイ部はタッチの認識ではなく、物理的なボタンを備えているためボタンを押した感覚が指に伝わる。

 また、ATOMS3の底面に接続できる「RGB LEDボトム」も織田さんが開発した。RGB LEDボトム単体や、RGB LEDボトムとファームウェア書き込み済みATMOS3本体がそろったフルセットはECサイト「スイッチサイエンス」での販売を準備しているところという。

メインのハードウェア部分は既製品だが、底面のLED部分は織田さんが開発

トラックボールやトラックパッドを脱着できる自作キーボード

 サークル「ozsan」のozsanさんが出展していたのは、自作キーボード「MonkeyPad」だ。左右分離型キーボードのそれぞれ親指側の位置に追加基板が繋がっており、任意の角度に曲げて使うことで自分の手首に合った角度での打鍵ができる。

自作キーボード「MonkeyPad」  任意の角度に曲げて使うことで自分の手首に合った角度での打鍵ができる

 さらに特徴的なのは、追加基板の部分にいくつかのモジュールを入れ替えられること。トラックボールモジュール、トラックパッドモジュール、ジョイスティックモジュール、エンコーダモジュールの4種類を用意している。例えば、右手側にトラックボールを搭載してマウス操作、左手側にジョイスティックを搭載してスクロール操作、というような機能を持たせられる。

モジュール部分を入れ替えることで、トラックボール、トラックパッド、ジョイスティック、エンコーダーの中から好みのものをセットできる
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この記事の著者

井上輝一
井上輝一

2016年3月からITmediaにジョイン。ITmedia Mobile、PC USER、LifeStyle、ヘルスケアで編集・執筆を兼務。2017年4月からITmedia NEWSでの兼務も開始。2019年4月にNEWS専属となる。スマートフォンやPCといったガジェット系の他、理系(神経科学)のバックグラウンドを生かして科学系のネタや、量子コンピュータ、ブロックチェーン、AIなど多岐に渡って取材している。

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