荻窪圭のデジカメレビュープラス

桜のある風景を美しく、並木もそれっぽく撮るために知っておくと便利なこと(1/7 ページ)

 春です。桜の季節です。

 著名な桜や桜スポットをガチの装備で撮りに行く風景写真、さらにはピンポイントで桜の写真を撮りに出かける人もいるけれども、春先にカメラを持って歩いていたらいい感じの桜に出会ってつい撮りたくなるって人も多い。気持ちはすごく分かる。わたしもその一人。

カメラを持って桜を撮ろう(ここまで大きなレンズじゃなくてもいいけど)。ちなみに撮影中の友人を撮ったものです

 というわけで桜を撮る話をするわけだが、一言で桜を撮るといっても引いて撮るか寄って撮るか、桜の種類は何か、晴れてるか曇ってるか昼か夜かでバリエーションは無限にある。「桜はこう撮れ」という決まったルールはないのだけど、それでも「こういうときはこういうことに気をつけるといいよ」って話はたくさんある。

 今回はいろんなバリエーションを出しつつ桜を撮ってみたい。

桜のある風景を撮る

 突然だけど、江戸時代、東京の駒込にある吉祥寺は桜並木が有名だった。江戸時代後期に書かれた「江戸名所図会」にも描かれているくらい。ちなみに、駒込の吉祥寺というお寺と武蔵野市の吉祥寺という街(今はこっちの方が有名)の間に関係はあるかというと、ある。

 もともと吉祥寺という寺があり、そこが大火で焼失したのち、寺は駒込に移転し、その門前町の人々は武蔵野に移されたのだ。だから武蔵野市の吉祥寺に吉祥寺という寺はなく、吉祥寺という寺は別の場所にあるというわけだ。ややこしいけど。

 当時の桜がどんな種だったのかは分からないが(とりあえずソメイヨシノじゃなかったのは確かだ。あれは幕末から明治初期に作られた種だから)、今は見事なしだれ桜が出迎えてくれる。たまたま春先に訪れたときに出会った。ちょっとピークを過ぎていたのが残念だけど。

東京都の駒込にある吉祥寺の山門。奥にしだれ桜の並木が見える

 ここで伝えたいのは吉祥寺という江戸時代からのお寺を桜が彩っている姿なので、お寺っぽい雰囲気の桜を見せたい。そんな観点で2点。

印刷する
SNSでシェア
SpecialPR

荻窪圭のデジカメレビュープラス

デジタルカメラ関連の製品レビューやコラムを掲載しています

この連載の記事をもっと見る

この記事の著者

関連記事

こんなメディアも見られています

ITmedia NEWSに関連する情報をお探しであれば、こちらのメディアもお役に立てるかもしれません。

メールマガジンを配信中
メールマガジンを配信中

国内外の業界動向、AIやクラウドなどの最新技術、キャリア情報など今知りたい情報をまとめてお届けします。

いますぐご登録

本日の新着記事

アクセスランキング

  1. 1
  2. 2
  3. 3
  4. 4
  5. 5
  6. 6
  7. 7
  8. 8
  9. 9
  10. 10

ITmedia NEWS SNS

X @itmedia_newsをフォロー

インフォメーション

ITmediaNEWSをフォロー

あなたにおすすめの記事PR