小寺信良のIT大作戦
「イルカいないの?」って言ったヤツちょっと来い 蘇るトラウマ、「Copilot Keyboard」正式リリース(5/5 ページ)
惜しいのは、やはり正式版でもライブ変換が採用されなかったことだ。入力して確定するごとに候補ウインドウが出たり引っ込んだりするのがうっとうしい。しかもキャラがあると無駄に面積を取るデザインのウインドウなので、下の文章が見えない。よほど気に入ったデザインならともかく、多くの人はキャラクターをやめて、「規定」デザインに戻すだろう。
Copilot Keyboardの強みは、定期的に新語や注目用語を辞書に取り込むことだ。試しにいくつか新語を入力してみたが、「好きすぎて滅」「風呂キャンセル界隈」「メロい」あたりは候補に上がってくる。一方「うま確」あたりはまだ上がってきていないようだ。
かつて日本語入力は、各ユーザーが「辞書を鍛える」という行為が必要だった。しかし今どきはAIが代わりに鍛えてくれる時代だといえる。それにより、エンジンの強みや、得手不得手が分かれていく。
日本語入力も1つで万能というわけではなく、ビジネスとネット書き込みを分けるなど、使用シーンに合わせて切り替えるという時代なのかもしれない。
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小寺信良のIT大作戦
ベテランのテクノロジーライターである小寺信良さんがIT分野全般にわたって考察する。
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