小寺信良のIT大作戦
「PRO」の不満点をことごとく解消した「REON POCKET PRO Plus」使ってみた 従来機ユーザーにも朗報(1/5 ページ)
例年5月は「REON POCKET」の新作が出る季節である。ガジェット通の方なら「REON POCKET」の何たるかはご説明する必要もないと思うが、ペルチェ素子を使ったウェアラブル冷却装置として、都会で活動するサラリーマンの注目アイテムとなっている。
初代REON POCKETがクラウドファンディングに登場したのが、2019年。翌年から一般販売を開始し、それから毎年新モデルを投入している。23年10月には別会社の「ソニーサーモテクノロジー株式会社」が設立され、24年4月に事業を開始。REON POCKETシリーズの販売以外にも、B2Bビジネスとして「REON BIZ」を展開している。
さて今年の新作は、例年より少し早めの4月21日に発売が開始された「REON POCKET PRO Plus」だ。
昨年登場した「REON POCKET PRO」は、ペルチェ素子を2倍に増やして冷却面積を拡大させた。屋外作業者や、東南アジアや中東地域などマジ暑い地域をターゲットにした、まさに“ガン冷えモデル”である。昨今は東京も異常な暑さが続いており、「REON POCKET PRO」も大きく注目された。
ただ強力であるがゆえに弱点もあった。本体が従来シリーズよりも重くなったことで、ネックバンドの保持力が負けてしまい、下にずり下がってくるという問題が発生した。これはそこまで暑くない環境でお使いの方は気が付かないと思う。なぜならば、ペルチェ素子が仕込まれている金属部分は肌に張り付くので、それも重量保持に役立っているからだ。
だが汗をかくような労働環境にあると、肌に触れている金属部分が汗で滑ってしまい、重量が全てネックバンド部にかかってくる。アーム部は自由に曲がるようになっているので、重量に負けて開いてしまい、本体位置が下に下がってくるわけだ。
こうした問題に対処しつつ、冷却性能も最大約20%向上、冷却面温度も最大2°C低下に成功したのが、今年の「REON POCKET PRO Plus」というわけである。
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小寺信良のIT大作戦
ベテランのテクノロジーライターである小寺信良さんがIT分野全般にわたって考察する。
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