荻窪圭のデジカメレビュープラス
新たな高級コンパクト、LUMIX「L10」は画作り自在なスナップカメラだった 明るいズームやメカっぽい操作感も好感(3/6 ページ)
背面はこんな感じ。背面モニターはバリアングル式で3.0型。左上にはEVFも搭載している。ファインダーを覗いてしっかり撮影したい人にもよし。
特徴的なのは、LUTボタンがあること。リアルタイムLUTに対応しているのだ。それは後で試してみる。
ではSDカードを入れて撮影に出発。
このカメラ、SDカードスロットの位置がちょっと面白いのだ。底面に付いてるのである。このクラスのカメラはバッテリーの横にスロットを持つタイプが多いのだが、L10はちょっと大きめのバッテリー(なんと、フルサイズ機の「DC-S5 Mark II」やマイクロフォーサーズの「DC-GH7」などパナソニックの各ミラーレス一眼と同じバッテリー)を採用しているため、SDカードスロットを隣接させるスペースがなかったのだろう。おかげでバッテリーの持ちは背面モニター使用時で約420枚とこのクラスのコンパクト機としてはけっこういい。
リアルタイムLUTで画作りを楽しみたい
まずはざっくりといつものガスタンク。
絞り優先AEでF4で撮影。広角端と望遠端で。
広角時に四隅がちょっと甘くなるけど絞り込めば気にならないくらい。描写力や階調はさすが4/3型センサーってことで、1型センサーの高倍率機である同社のDC-TX3より描写力は上だ。当たり前ではあるのだけど。
シャッターの感触はよし。ホールディングもしやすくてさすがハイエンド機という質感だ。
もちろん手ブレ補正は搭載。センサーではなくレンズ側の手ブレ補正だ。
シャッタースピードはメカシャッターだと1/2000秒までだが、電子シャッターを使えば最高で1/32000秒まで上げられる。
電子シャッター時の歪みはかなり少ない方なので、よほどシビアな撮影以外は電子シャッターを積極的に使っても問題はないだろう。絞り開放で晴天下だと容易に電子シャッターの領域にはいっちゃうしね。
ちなみに、電子シャッター時は最高で秒30コマの超高速連写に対応。プリ連写も可能だ。
連写しまくる系のカメラではないけど、その辺の最新機能はしっかり持ってるということで。
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