「空いてる号車はこちら」駅の床に投影 東京メトロが実験、シャープの技術採用

 東京メトロは、千代田線北千住駅のコンコースの床に、空いている号車の方向を示す矢印を映し出す実験を9月9日に始める。混雑状況をリアルタイムに反映し、比較的空いている号車の方向へ乗客を誘導する実証実験で、事前調査を含めて数カ月間にわたって行う。

実証イメージ

 東京メトロとシャープ、レスターが協力。床面投影にはシャープのプロジェクション技術「Omject」を活用する。

 北千住駅では既に、リアルタイムの列車混雑予測を駅コンコースに設置したディスプレイに表示している。

 今回新たに、案内を映像形式で床面に投影。空いてる号車方向に「そのまま直進」などと、混んでいる方向には「現在混雑中」などと表示し、人流にどんな変化が起こるか検証する。

 人流の変化をとらえるため、画像解析を活用して人数をカウント。投影タイミングを変えることで行動に変化が生じるかも検証する。

 実証に先立ち、駅コンコースの分岐点に設置したカメラで人流を分析・カウントする事前調査も行い、実証前の現状を把握する。

 カメラで撮影した画像データはリアルタイムに人数情報に変換され、保存しない。実証目的以外の用途では使用せず、現地に設置された解析用端末から外部に撮影データが送信されることもない。撮影データは東京メトロがシャープに開示する。

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