VTuberの名前を一発入力できる「VTuber変換辞書」で騒動 BOOTHで一時販売停止も復活 「当初の判断に誤り」

 VTuberの名前をスムーズに入力できる有料ツール「VTuber変換辞書」が登場した。一発で変換できる利便性を支持する声がある一方で、収録された当人らから「無断で名前を使われた」との指摘があるなど賛否を巻き起こしている。制作した「風とバーチャル編集部」は9月7日、ショップ作成サービス「BOOTH」にてツールの販売を開始したが、サービス側から利用規約などを理由に販売を一時停止。その後事務局より「当初の判断に誤りがあった」として販売を再開した。

 同辞書は、日本語で読みを入力するとVTuberの名前を変換候補として表示できるようにするもので、同編集部が5日に公開した。Microsoft IMEやGoogle日本語入力、ATOK、macOSに対応する。収録数はフルネームや下の名前など、約1万人分・計2万14語で、価格は1800円となる。

(出典:販売サイト)

 販売停止になったのは7日午後4時12分。同編集部によると、BOOTHの判断により商品ページが非公開になったという。あわせて同編集部は、自分の名前が辞書に収録されているかどうかを調べられる確認サイトも非公開にした。

 しかし約2時間後、編集部は、BOOTH事務局から「当初の判断に誤りがあった」と連絡があり公開範囲の制限が解除されたとして、販売再開を発表した。

 同辞書を巡っては、ネット上で反応が割れた。収録されたVTuberの一部からは、事前の連絡や許可なく名前を有料商品に使われたとして反発が相次ぎ、自分の名前を辞書から削除するよう求める声も出た。

 一方、法的には問題がないのではないかとの声もみられた。同辞書はあくまで変換データとして名前を収録したものにすぎず、特定のVTuberの名前を商品として扱っているわけではない、との見方だ。

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