近くの“安いマック”が分かる「価格帯マップ」話題 スタバやコメダも対応 店舗の価格差、独自に調査
全国のマクドナルド店舗を対象に、ビッグマックの店頭価格を独自調査して地図化した非公式サイト「マクドナルド価格帯マップ」が、Xで話題になっている。現在地から近い店舗を価格帯の色分け付きで探せるのが特徴で、マップを紹介したXユーザーの投稿をきっかけに、日ごろから店舗を利用する人たちから「こんなに違うの?」といった反応が広がっている。
同サイトによると、マクドナルドの価格は立地に応じて「通常」「準都心B」「準都心A」「都心」、空港やサービスエリアなどの「特殊立地」の5段階に分かれているという。ビッグマック単品の価格でみると、通常の500円から特殊立地の600円まで、区分ごとに20〜50円刻みで上がっていく。
地図上では、この5段階を店舗ごとに色分けして表示する。首都圏を広域表示すると価格のグラデーションが見え、都心の中心部はビッグマック550円の都心価格を示す赤色が集中。郊外へ離れるにつれて530円・520円のオレンジや黄色、さらに500円の通常価格を示す緑色が増えていく。
使い方はシンプルで、地図を動かすと画面左のリストが中央から近い順に並び替わり、各店舗の価格を一覧できる。店舗名での検索や、価格帯・ドライブスルー・24時間営業・デリバリー・マックカフェの有無、「今営業中」などの営業状況での絞り込みにも対応。店舗を選ぶと住所や営業時間を確認でき、そのままGoogleマップやAppleマップで開いて経路を調べることもできる。
都心部の例として渋谷駅周辺を見てみると、渋谷センター街店は都心価格の550円で、近隣の渋谷東映プラザ店や渋谷サクラステージ店など周辺店舗もおおむね同じ550円となっている。渋谷に限らず、新宿や池袋、大阪・梅田や名古屋・栄など、各都市の中心部でも同様で、繁華街の一帯はほぼ都心価格で埋まっていた。
一方、近距離で価格が分かれるエリアもある。東京都西東京市の東伏見駅前店は通常価格の500円だが、直線で約1km離れた青梅街道関町店は都心価格の550円、東伏見駅前店から約1.5km先のグリーンパーク店は準都心Aの530円。半径1kmほどの歩ける範囲に3つの価格帯が混在している。
一番高い600円が付くのは、特殊立地の店舗だ。絞り込み機能で600円の店舗だけを表示すると、首都圏では羽田空港第2ターミナル駅店や成田空港内の各店舗、サービスエリアにあるパサール幕張上り店などが該当した。通常価格の店舗と比べると、同じビッグマックが100円高い計算になる。
なお、マクドナルドは実際に立地に応じた価格帯区分を設けているが、5段階での区分け自体は公式の発表に基づくものではなく、同サイトの運営者が店頭のメニュー価格を約10日周期で巡回調査し、独自に分類したものという。
価格マップはマクドナルドだけでなく、スターバックス、ガスト、スシロー、びっくりドンキー、コメダ珈琲店の計6チェーンに対応している。切り替えは画面上部のメニューから行える。
例えばコメダ珈琲店に切り替えて見てみると、看板メニュー「コメダブレンド」(イートイン)の店舗ごとの価格を地図で確認できる。マクドナルドと同じく、近い店舗同士でも価格が分かれるエリアがあり、例えば新宿駅周辺では新宿三丁目店が700円なのに対し、直線で約700m離れた新宿御苑前店は600円。至近距離で100円変わる例も確認できる。
サイトの説明によると、運営者は氏名を明かしていない日本国内在住の個人。「よく行く店舗は高いのか安いのか確かめたい」という動機から、2026年3月のスターバックス版を皮切りに対応チェーンを広げてきたという。
なお、掲載データは調査時点のもので、ユーザーに対しては来店の際に公式サイトやアプリで最新価格を確認するよう呼び掛けている。
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