Meta、InstagramやFacebook横断の新サブスク「Meta One」発表 AI枠拡大で月額949円から
米Metaは9月15日(米国時間)、サブスクリプションサービス「Meta One」のグローバル提供を開始したと発表した。Instagram、Facebook、WhatsApp、Meta AIにまたがる50以上の機能を用意し、AIの利用枠拡大や表現機能の追加、クリエイターおよびビジネス向けの運用ツールを提供する。日本でも提供しており、複数アプリをまとめた一般ユーザー向けバンドルプランは月額949円からだ。
同社によると、これまでに1500万件のサブスクリプションおよび無料トライアルの登録があったという。各アプリとMeta AIの基本的な機能は引き続き無料で、有料プランは「数十億人向けの無料体験では提供しきれない専門的な機能とAI利用枠」を解放する位置付けとしている。
個人およびAIのヘビーユーザー向けのバンドルプランは月額949円の「Meta One Core」と月額2900円の「Meta One Premium」(アプリ内の表記は「プレミアム」)の2種類。後述する単体プラン3つの機能に加え、Meta AIでの画像の生成・編集や動画の作成・変換(「Muse」モデルを利用)、ボイスエフェクトやサウンドエフェクト、Instagramの「リスタイル」などの計算資源を多く使うAI機能の利用枠が広がる。プレミアムはCoreよりAIの利用枠がさらに大きく、動画の作成機能も多いとしているが、具体的な生成回数の上限は公表していない。初期テストでは加入者の半数以上がAI機能と表現機能の両方を利用し、リスタイルやInstagramの音声エフェクトが加入理由の上位に挙がったという。
単体プランは、同社が既にグローバルで提供している「Instagram Plus」、「Facebook Plus」、「WhatsApp Plus」をMeta Oneのプランとして整理したものだ。
クリエイターおよびビジネス向けは「Meta One Essential」「Advanced」「Expert」「Max」の4段階。Essentialでは、Webサイトや所在地、利用者の評価を掲載できるプロフィールの強化、リール上の太字のフォローボタン、投稿に反応した利用者への自動フォロー招待に加え、WhatsAppの「Meta Business Agent」による24時間対応の利用枠が拡大する。審査を通過すれば認証バッジやWhatsApp Businessアプリの認証済みチャネル、なりすまし対策も利用できる。Advanced以上では、最大30日先までのストーリーズ予約投稿、通常投稿やリールへのリンク挿入、書き出し可能なアナリティクス、パスワードを共有せずにチームメンバーへ権限を付与する機能などが加わる。今後は動画編集アプリ「Edits」向けの「Edits Plus」やAIグラスへの対象拡大も予定する。
同社は、機能やプラン、提供の可否、価格が地域やアプリ、アカウントによって異なるとしており、登録はモバイルアプリから行う。日本語のプラン紹介ページも公開されているが、そちらの価格はドル表記のままで、実際の価格はアプリ内の登録画面で確認する形となっている。
なお、今回の発表では、加入者のデータの取り扱いやプライバシーに関する説明はなく、加入によって広告の表示や広告向けのデータ利用が変わるかどうかについても言及していない。利用者の本人性に関わる部分では、Essential以上に含まれる認証バッジとなりすまし対策が、審査を通過することを条件としている点が示されている。
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