ブリヂストンサイクルは、タイヤの空気を走りながら自動補充する画期的な装置を搭載した自転車を1月25日に発売する。常に適正な空気圧が保たれ、快適に走行できるという。
自転車タイヤのチューブからは自然に空気が少しずつ漏れ、半年間放置すると当初の約3分の2がなくなってしまう。空気圧が低下した状態で自転車に乗ると、ペダルが重くなったりパンクしやすくなってしまう。
新製品は自転車ハブ大手の中野鉄工所と共同開発した自動空気充てん装置「エアハブ」を搭載。車輪ハブ軸の回転で空気をシリンダー内で圧縮し、チューブに送り込む。つまり自転車を漕げば空気が自動補充される仕組みだ。設定空気圧(約3気圧)以上を超えた場合はシリンダーから外に放出する安全装置も備えた。
エアハブを搭載した新製品は「サブナードスポーツ」と「パワーステンレスキング」。サブナードスポーツは3万4800円、パワーステンレスキングは3万3800円から。
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