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ゴールデンタイムのブロードバンドユーザー、増加中?

» 2004年01月13日 19時06分 公開
[RBB Today]
RBB Today

 日本広告主協会 Web広告研究会は、「ブロードバンド環境下における視聴行動変化」の研究結果を公表した。ブロードバンド利用者の比率が高まる中で、ゴールデンタイムの利用が大きく増加したほか、利用のピークがこれまでの23時台から21時台にシフトするなどの変化も出てきているという。

 この研究は、ネットレイティングスの「家庭からのインターネット接続の視聴率データ」の2002年6月と2003年6月の資料をもとに、Web広告研究会が独自に分析を行ったもの。

 それによると、02年6月から03年6月のあいだに、20時台と21時台のウェブ利用者が1.4倍前後の伸びとなり、これによってピークタイムも23時台から21時台にシフトした。

 また、23時台については「ピーク」でなくなっただけでなく、男性20〜34歳(M1)および女性20〜34歳(F1)で利用が減少しており、“夜11時を過ぎると急にネットが重くなる”という『テレホタイム』も昔話となりつつあるようだ。

Web広告研究会発表資料より、時間帯別の平均利用者数の変化。折れ線グラフが2002年と2003年のそれぞれの利用者数。棒グラフは1年間でどれだけ増加・減少したかを示す(クリックで拡大)