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1位 | 宇宙でも活躍するJava、火星探査車を動かす | ||
2位 | コピープロテクトCDに影を落とす楽曲ライセンス問題 | ||
3位 | Windows 98のサポート、2006年6月30日まで延長 | ||
4位 | アカデミー賞審査用ビデオ、またもネットに流出 | ||
5位 | 新生アイワの“やんちゃ”商品は「USBオーディオ」 | ||
6位 | ファミコンソフトをGBAで 任天堂「ファミコンミニ」を発売 | ||
7位 | ソニー安藤社長、「ライバルは日本企業じゃない」 | ||
8位 | コピー防止CD普及で浮上した新たな著作権問題 | ||
9位 | 対話もできる「ドラえもん」1号機、バンダイが発売 | ||
10位 | まだ残っていた“日本の音” |
先週の1位は、ここのところ話題となっている火星の無人探査車がJavaベースでリモコン操作されているという記事。携帯電話などでお馴染みの身近なテクノロジーが、大接近で近づいたとはいえ数千万キロ彼方にある惑星で活躍していると思うと、なんかうれしくなってしまうのは筆者だけではないだろう。
火星に着陸したこの無人探査車「Sprit」と、今月24日に着陸予定のもう1つの火星探査ローバー「Opportunity」には、もう1つ、身近なテクノロジーが活躍している。Wind River Systemsの組み込みOS「VxWORKS」だ。
ASIMOやmorph3といった「ヒューマノイドロボット」の制御にも使われ、最近ではADSLモデムなど「情報通信機器」やデジカメなど「デジタル家電」にも採用が増えているこのリアルタイムOSは、もともとはその高い信頼性から安全性が最重要視される航空宇宙などの組み込み機器で広く使われてきた(2003年11月14日の記事を参照)。ミッションクリティカルな作業は、もともとお手のものだったわけだ。
急速な温暖化で近い将来にも人類が住めなくなってしまう地球を逃れ、第2の地球を火星に築くための調査が火星探査の真の目的という説もある。身近なテクノロジーの活躍によって、あの赤い大地が“身近”になる日は遠くないのかもしれない。
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