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ツクモ、eMachines国内販売は「継続」

» 2004年02月03日 19時38分 公開
[中嶋嘉祐,ITmedia]

 日本国内で米eMachines製PCを販売する九十九電機は、Gatewayが発表したeMachines買収計画の国内販売への影響について、「eMachinesブランドは存続し、販売チャネルやサポート体制、サービス内容にも変更はない」と説明した。販売は好調で、現在までに累計10万台を超えたとしている。

 同社は今回の発表について、Gatewayによる買収というよりも「事業統合に近い」と考えているという。米国では、両社の合併後、eMachinesのウェイン・イノウエCEOがGateway CEOに就任すると発表されている(2月2日の記事1参照)。

 eMachines側は合併によって資本を拡大する狙いがあるもよう(2月2日の記事2参照)。九十九電機は、合併によって資本力や営業力が強化されるなど、「ポジティブな」影響が生まれるのではないかと期待している。

 また、Gateway製品の日本再上陸の可能性に関しては、現在のところ不明だという。

 九十九電機は2002年12月から日本国内でeMachines製品を販売。2003年8月には累計販売が5万台に到達し、今年1月には10万台を突破した。

 九十九電機では、10万台突破を記念して、Celeron/2.6GHz搭載のデスクトップPC「eMachines J2604」を5000円値引きした4万4800円で販売するなどのキャンペーンを展開している。

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