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» 2004年02月19日 20時34分 公開

「クロックの並列化」で10GHz LSIも可能に NECが開発

[ITmedia]

 NECは2月19日、システムLSIを超高速化できる新技術「並列クロック技術」を開発したと発表した。並列処理の概念を動作クロックに適用し、将来は10GHz動作のシステムLSIも実現可能としている。

 並列クロック技術では、低い周波数のクロック信号を複数同時に用いることで実効クロックを高める。このため、単一の高周波数クロックを扱う場合に問題となる波形品質劣化を起こさずに高速化が可能になる。

 複数クロック信号間のタイミングのずれを低減する位相補間技術も開発。クロック信号が各所に分配される大規模LSIにも対応できるようにした。

 NECは「LSIのクロックは、高周波域での波形品質劣化のため10GHzを超えるのは難しいとされてきた。並列クロック技術なら2年で約2倍という高速化トレンドを維持できる」としている。

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