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Cox、米盗聴法対応へVeriSignのサービス導入

» 2004年04月06日 08時20分 公開
[ITmedia]

 米VeriSignは4月5日、CATV大手のCox CommunicationsがIP電話サービスを米国盗聴法(CALEA)に準拠させる目的で、VeriSignのNetDiscoveryサービスを導入したと発表した。

 CALEAは捜査機関が通信を傍受できるよう、キャリアに対して対応を定めた法律。CATV企業はまだCALEAの対象にはなっていないが、いずれそうなることを見越して各社が準拠の準備を進めている。

 VeriSignによれば、NetDiscoveryサービスはCoxがVoIPに利用しているデータネットワークインフラのサポートに向けてテスト/実装が行われ、アウトソーシングモデルを通じてCoxによるCALEA準拠を支援。このサービス導入に当たってVeriSignは、CoxにVoIPネットワークインフラを提供しているベンダー各社と協力したとしている。

 VeriSignが大手CATV企業にCALEA準拠サービスを提供するのは今回が初めて。今後もセキュリティ、インターネットインフラ、通信におけるノウハウを活用し、CATV企業の支援に当たるとしている。

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