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SAP、米でパッケージサービス発表

» 2004年05月08日 09時16分 公開
[ITmedia]

 独SAPの米国法人、SAP Americaは5月7日、同社顧客に共通の課題に対処するパッケージサービス「SAP Direct」の立ち上げを発表した。

 SAP Directはソフトとサービス、ドキュメンテーションを合体したもので、データアーカイブ、FAX/電子メールの自動化、購入注文など、50種以上のパッケージサービスをラインアップ。これまで、SAPの顧客が例えばFAX/電子メール自動化をSAPシステムに統合するには、ソフトの選択、実装、評価などに高いコストと長い時間がかかっていたが、SAP Directによって、こうしたサービスのワンストップショッピングが可能になり、適切なソフトの設定が30日以外・3万ドル以下で行えるようになるとしている。

 SAPは、顧客に包括的なパッケージサービスを提供するため、Proceed North Americaなどのパッケージサービスプロバイダーのほか、EASY SOFTWARE、Esker、IXOS Software、Readsoftなどのサードパーティソフト開発企業と協力するとしている。

 SAP Directは2000年に英国で最初に導入された。今回、米国のほか、SAPディストリビューターを通じてデンマーク、アイルランド、南アフリカでも販売開始された。

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