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AOL、超過課金めぐる加入者集団訴訟で和解

» 2004年06月04日 11時57分 公開
[IDG Japan]
IDG

 米America Online(AOL)は、AOL/CompuServeオンラインサービス加入者への課金をめぐる代表集団訴訟で、原告側と和解に至った。この訴訟は、加入者が解約を求めた後もAOLとCompuServeが課金を続けたとして起こされていたもの。

 AOLはこの容疑に関連した「法的責務については徹底的に否定」しているが、裁判費用の負担を避けるため、和解に同意したと、AOLが原告側法律事務所と共同リリースした声明に記されている。

 www.cancelrefund.comのサイトに掲載された通達文書によると、この合意の一環として、AOLは今後こうした課金が起きないよう、手続き上の変更を図ることに同意している。

 「和解の一環として、AOLは解約を求めようとし、その後もサービス料金を課金され、2004年4月6日までにAOLに書面はまたは電話で返金を要求したAOL/CompuServe加入者に対し、返金措置を取る」と声明には書かれている。

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