楽天は6月14日、中国内で旅行サイト運営やホテル予約事業を展開するCtrip.com International(本社はケイマン諸島)に約120億円出資すると発表した。
Ctripは2000年3月の設立。昨年12月に米NASDAQに上場した。中国内で旅行サイト「Ctrip.com」を運営するほか、コールセンター方式によるホテル予約・航空券予約事業を展開し、中国での同分野最大手。
中国では規制緩和で個人旅行者が急増。Ctripの成長性を見込むほか、日中間の旅行者増加で「旅の窓口」を擁する楽天グループとの相乗効果も見込めることから出資を決めた。
出資比率は21.6%(完全希薄化後は20.4%)。
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