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相次ぐ業績見通し引き下げ、SiebelとBMCも

» 2004年07月08日 09時05分 公開
[IDG Japan]
IDG

 Siebel Systemsは7月7日、4〜6月期の売上高が「予想外の購入決定の遅れ」により、アナリスト予測を約5000万ドル下回る見通しであることを明らかにした。

 Thomson First Callのまとめたアナリスト予測では、同四半期の売上高は3億5300万ドルの見通しとなっていた。Siebelは現在、発表文の中で売上高を約3億100万ドルと予測している。同社の決算発表は7月21日の予定。

 同社はこの成果を「期待外れ」としているが、発表文では下方修正の具体的な理由を詳細に明かしていない。

 これとは別に7日、BMC Softwareも4〜6月期の業績が予測に満たないだろうとの警告を発した。

 同社は同四半期の売上高を「3億4500万〜3億5500万ドル」と予測していたが、これを「3億1800万〜3億2800万ドル」に引き下げたことを発表文で明らかにした。同社の決算報告は27日に予定されている。

 同社は、下方修正の原因は「主に米国の比較的大口の顧客の間で、購入決定が遅れた」ことにあると発表文で述べている。

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