東芝は10月29日、2004年4−9月中間期連結決算を発表した。デジタル家電向けシステムLSIなどが好調で、上半期としては4年ぶりに黒字転換した。
売り上げ高は2兆7818億円で前年同期比7%増、営業利益は506億円(前年同期は119億円の赤字)、純利益は83億円(同321億円の赤字)だった。
デジタル家電向け半導体やモバイルPC向け液晶ディスプレイが好調だった電子デバイス部門が大幅な増収増益。携帯電話の売り上げも伸びたほか、PCも海外で販売が伸びた。エアコンや洗濯機など白物家電も好調だった。
通期の見通しは上方修正する。売り上げ高は5兆8700億円と当初見通しより700億円増、営業利益は1900億円と当初見通し通りだが、純利益は500億円と同200億円増やした。
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