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コナミが初の体感TVゲーム機、パワプロなど安価に

» 2004年11月04日 19時10分 公開
[ITmedia]

 コナミは11月4日、TVに接続して楽しむ体感ゲーム機「PLAY-POEMS」シリーズ3機種を発表した。同社としては初の体感玩具で、TVに接続するだけの手軽さと低価格を武器に、体感ゲーム市場を活性化する狙いだ。

 野球ゲーム「熱血パワプロチャンプ」(税込み5229円)とゴルフゲーム「爽快ゴルフチャンプ」(同4179円)は11月11日に、ミニゲーム集「絶体絶命でんぢゃらすじーさん ミニゲームで対決じゃっ!」(同4179円)は12月9日に発売する。それぞれ、別売りのACアダプタとAVケーブルセット(同1029円、11月11日発売)が必要。

 それぞれ、同社グループのハドソンと共同開発した32ビットシングルチップLSI「Poems」を搭載した。3万20000色のグラフィックス機能と32chのサウンド機能を備える。

熱血パワプロチャンプ

 熱血パワプロチャンプは、本体とバット型コントローラーのセット。家庭用TVゲーム「パワフルプロ野球」シリーズをモチーフにした。画面でキャラクター投げる球に合わせ、本体の上でバット型コントローラーを振ると、画面内のボールが飛ぶ。

 2人での対戦プレーも可能。リトルリーグ地区優勝を目指す「サクセスモード」や、ホームラン競争などミニゲームを楽しめる「ミニゲームモード」も楽しめる。

爽快ゴルフチャンプ

 爽快ゴルフチャンプは、本体とゴルフクラブ型コントローラーのセット。パワプロ同様、画面に合わせて本体の上でゴルフクラブ型コントローラーを振ると、画面内のボールが飛ぶ仕組みだ。スイングした角度に合わせてボールを飛ばしたり、フェイスの補正も可能。

 最大4人までプレイできる。コースを攻略する「ストロークモード」とドライビングコンテンストなどを楽しむ「ミニゲームモード」を用意した。

 爽快ゴルフチャンプは、ジュニア層へのゴルフ教育熱が高い沖縄で重点的に販売する。琉球放送でCMを流し、ほぼすべての玩具店に体験台を設置する。

絶体絶命でんぢゃらすじーさん ミニゲームで対決じゃっ!

 絶体絶命─は、漫画「絶体絶命でんぢゃらすじーさん」の主人公・じーさんの顔をモチーフにしたコントローラーを使って20種類のミニゲームを楽しめる。難易度は3段階から選べ、2人で対戦プレイも可能だ。

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