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船井中間、インクジェットやデジタルAVが好調

» 2004年11月10日 22時02分 公開
[ITmedia]

 船井電機が11月10日発表した2004年4−9月期連結決算は、経常利益が過去最高となる203億1700万円(前年同期比21.0%)となった。デジタル製品が順調ながら、資材価格の上昇で営業減益だったが、為替差益の計上で経常増益となった。

 映像機器部門ではDVDレコーダーや液晶TVが順調だったが、アナログ機器の大幅な減少で売り上げは前年同期比2.3%減の1030億円にとどまった。

 情報機器部門は、米Lexmarkに供給しているインクジェットプリンタが複合機を中心に大幅増。Kodakと協業したデジカメなども貢献し、同52.1%増の508億8100万円に成長した。

 売上高は1689億1600万円(同9.0%増)。営業利益は175億6600万円(同4.0%減)、純利益は133億3200万円(同21.3%増)だった。

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