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複合機やカラー機の出荷が伸びる国内デジタル複写機市場

» 2005年01月12日 17時28分 公開
[ITmedia]

 IDC Japanは1月11日、2004年第3四半期(7〜9月期)における国内デジタル複写機の市場動向を発表した。出荷台数は16万2000台で、前年同期比14%の増加となった。

 特にプリンタ機能やスキャナー機能など、PCとの連携機能を備えた複合機の成長が著しく、出荷台数で前年同期比42%増という。

 また、カラー機の出荷台数比率も、前年同期から10ポイント増の39%を示した。

 同社リサーチマネージャの清水伸一氏は、「景況が回復して企業の設備投資が活発になり、これまで先延ばしにされていた複写機のリプレイスが進んでデジタル複写機の市場が拡大している」と分析。「ベンダーも、プリントボリュームの拡大、カラー印刷によるより高い付加価値の提供に積極的に取り組んでおり、デジタル複写機の複合機化、カラー化の勢いは、当面継続していく」としている。

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