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ネット書店「セブンアンドワイ」がブランド変更で利用者急増

» 2005年02月28日 17時00分 公開
[ITmedia]

 ネットレイティングスは2月28日、2005年1月度の月間インターネット利用動向調査結果を発表した。

 これによると、昨年12月15日に社名とサイト名を「イーエスブックス」から変更したオンライン書店「セブンアンドワイ」の利用者数が、ブランド移行前の昨年11月から30%増の176万人に急増したことがわかった。

 同業の「Amazon.co.jp」とセブンアンドワイの利用者構成を比較すると、Amazonの女性構成比が40%弱なのに対し、セブンアンドワイは48%。またAmazon.co.jpの利用者の中心がM2層(35〜49歳男性)なのに対し、セブンアンドワイはF2層(35〜49歳女性)が中心。女性ティーンエイジャーの比率もAmazonより高い。

セブンアンドワイとAmazon.co.jpの利用者構成比較

 ネットレイティングスの萩原雅之社長は、「セブンアンドワイは、コンビニでの商品受取りと代金の支払いができることや、店舗受け取りの場合は1500円以下でも送料・手数料無料というユニークな特徴を訴求することで、書籍やCD販売において大きなシェアを占めるAmazon.co.jpとは異なる顧客層に浸透していることがうかがえる」と分析している。

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