東京スター銀行は、フィッシング詐欺対策機能を3月29日から自社Webサイトに導入する。ツールを起動することで、ユーザーが偽装サイトかどうかを判別できるようにした。
対策ツールは「nProtect Netizen」。ユーザーがアクセスしようとしているサイトが真正かどうかを、あらかじめ登録されたIPアドレスから判別する。
例えば同銀行を装ったメールが届いた場合、まず同銀行のサイト(tokyostarbank.co.jp)に直接アクセスし、同ツールを起動。その後別のブラウザウィンドウを立ち上げ、メールに記載されたURLをクリックしてそのサイトを開く。ツールがアクセス先のIPアドレスを監視し、非登録IPアドレスの場合は「東京スター銀行とは関連のないホームページにアクセスしました」などと警告メッセージを出す仕組みだ。
同ツールにはさらに、ウイルスブロック機能と、キー入力内容を暗号化するキーロガー対策機能も搭載している。ツールは同社サイトから無料でダウンロードでき、Internet ExplorerとWindowsに対応する。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
Special
PR