米Googleがβ版を公開している地図検索サービス「Google Maps」で、上空から撮影した衛星写真の提供を始めた。
このサービスでは米国とカナダの地図を住所や郵便番号で検索できるが、新機能としてページ右上の「Satellite」(衛星)の文字をクリックすると、地図画面から同じ場所の衛星写真に切り替わる。写真は拡大・縮小したり、マウスをドラッグして表示場所をずらすことが可能。
画像解像度を低くすると山や湖といった地形が特定でき、最高の解像度では車や建物まで特定できるという。表示されるのは現在の写真だが、リアルタイムではないと断っている。
なお、今回のサービス提供ではサポートされていない日本の衛星写真は、15段階中6段階までズーム可能で、大きな湖や山は確認できるというレベルだが、見ることは可能だ。
Googleは昨年10月、衛星写真閲覧ソフトメーカーのKeyholeを買収。Keyholeは衛星および航空撮影で集めた画像を地図情報としてデータベース化しており、この画像を閲覧できるアプリケーションソフト「Keyhole 2 LT」は有料で販売されている。
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