アイ・ティ・フロンティアはこのほど、グリッドコンピューティング技術を活用した企業内コンテンツ配信の技術検証を始めた。社内研修映像など、大容量のコンテンツを安価に配信できるとしている。
日本アイ・ビー・エム(IBM)のグリッド配信技術「Peer-to-Group Media Broadcast」(P2G)を活用する。ネットワークと配信サーバを仮想化し、クライアントが協調して分担しながらデータを受け渡していく。サーバやネットワークを増強しなくても安定したコンテンツ配信が可能という。
技術検証はアイ・ティ・フロンティア本社(東京都中央区)内などで、100台のThinkPadを使って行う。検証結果をもとに、企業向けにシステムを販売していく。
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