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ブルース・ペレンス氏、新興企業の幹部に就任

» 2005年06月08日 18時38分 公開
[ITmedia]

 新興オープンソース企業SourceLabsは、ブルース・ペレンス氏が同社のデベロッパーリレーション&ポリシー担当副社長に就任したと発表した。

 ペレンス氏はオープンソースコミュニティーのリーダーで、オープンソースソフトの正式な定義と広く認められている「オープンソースの定義」を記した人物。Open Source Initiative(OSI)やLinux Standard Base(LSB)などの有名なオープンソース団体の設立にも参加した。Debianプロジェクトの元リーダーでもある(関連記事参照)

 同氏はSourceLabsの幹部として、引き続きオープンソースポリシーの提唱において主導的な役割を果たすとともに、オープンソースシステム間の確実な連係と優れたサポートを提供するというSourceLabsの使命を支えると発表文には記されている。また同社の継続的な研究開発プロジェクトをサポートし、デベロッパーリレーションプログラムの管理にも当たるという。

 「オープンソース世界におけるブルースの経験の長さと深さと多様さにかなう人物はいない」とSourceLabsのバイロン・セバスチャンCEOは述べている。

 SourceLabsは元BEA Systemsの幹部が設立した企業で、オープンソースソフトの統合やテスト、サポート、メンテナンスサービスなどを手がけている。

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