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“影インタフェース”ディスプレイで販促システム

» 2005年07月07日 20時37分 公開
[ITmedia]

 日立製作所は、影をインタフェースとして使うディスプレイ「シルエットカウンター」(仮称)と、プラズマディスプレイを組み合わせた販促支援システムを開発した。本年度下期からの販売を目指す。

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 シルエットカウンターはテーブル型のディスプレイ。テーブルの上に投影されたユーザーの影を使って操作できる(関連記事参照)

 販促システムはショールーム向けに開発した。シルエットカウンターとプラズマディスプレイに高品位3D映像を表示しながら、シルエットカウンターを使ってさまざなま操作も可能になっている。見積もり額などはシルエットカウンターのみに表示するといった使い方もできる。

 同社の超小型非接触ICチップ「ミューチップ」とも連携。例えば色見本サンプルをシルエットカウンターに近づけると、ディスプレイ中のバーチャル画像内に見本色を反映する。

 まずマンションのショールーム向けに提案し、今後カーディーラーなど他用途にも展開していく。

 システムは、同社情報・通信グループのイベント「uVALUEコンベンション2005」(7月20〜21日、東京国際フォーラム)でデモを行う。

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