米IBMは8月2日、顧客データ統合用のミドルウェアを手掛ける未公開企業米DWLの買収で合意したと発表した。買収金額は非公開。
DWLのミドルウェアでは、社内で複数の製品や事業に分散している顧客情報を1つにとりまとめて参照できる。これによって銀行、保険、小売り、メーカーなどでは一貫した顧客データの活用が可能になり、政府規制遵守、顧客関係最適化といった課題への対応を支援できるとしている。
同社の買収によってIBMは、既存の製品情報管理ソフトやエンタープライズデータ統合ソフトといった情報管理ソフトポートフォリオの強化を図る。
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