コクヨは12月22日、幼児からシニアまで幅広い世代を対象とした能力開発支援「ひらめき支援事業」を始めると発表した。第1弾としてPSPゲーム「ビズ体験シリーズ 起業道」(税込み5040円)を来春に発売する。
同社は、子ども1人あたりへの教育費の増加や、脳を育成するとうたったゲームのヒット、資格取得熱の高まりなどを背景に、個人の能力開発市場が成長していると分析。参入を決めた。
同事業では、(1)創造性のベースとなる知識を楽しく学べるゲームの開発、(2)創造性向上を支援する発想ツールの開発、(3)教育施設の開発・運営――などを行う。
第1弾となる「起業道」は、起業アドベンチャーゲームで、起業した主人公が歩む波乱万丈の人生を疑似体験しながら、実践的なビジネス知識やノウハウを自然に学べるという。学生から若手ビジネスマンを対象にしたリサーチ結果を反映した。10万本の販売を見込む。
来春以降は教材や学習施設を順次拡充し、3年後には同事業で100億円の売上げを目指す。
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