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ソフトバンク孫社長、ボーダフォン社長就任へ

» 2006年04月14日 11時54分公開

[ITmedia]

　ソフトバンクの孫正義社長が、ボーダフォン日本法人の社長に就任する意向であることが4月14日、分かった。

　同日付けの各紙が伝えた。ソフトバンク広報室は「当社から発表した事実ではない」とコメントしている。

　ソフトバンクは、ボーダフォン日本法人を英Vodafone Groupから1兆7500億円で買収すると発表した。副社長にはソフトバンクBBの宮内謙氏の就任が決まっており、社長も4月中に決まる見込みだ。

ボーダフォン社長のモロー氏、英Vodafoneへ復帰
ボーダフォン日本法人社長のビル・モロー氏が、Vodafoneに復帰、ヨーロッパ市場を担当するCEOに就任する。日本法人の新社長は4月中に決まる見込み。
津田会長退任、副社長にソフトバンクBBの宮内謙氏──ボーダフォン
ボーダフォンは、4月3日に開催した取締役会で役員の異動を決議した。副社長に選任されたのはソフトバンクBBの宮内謙氏。現会長の津田志郎氏は退任する。
ボーダフォン、BBモバイルの傘下に──現取締役は1人をのぞき辞任
ソフトバンクは、ボーダフォンの株式を公開買い付けにより取得する。買い付けはソフトバンクの携帯電話事業会社、BBモバイルが行う。
ソフトバンク、ボーダフォンを1兆7500億円で買収
ソフトバンクはVodafoneの日本法人・ボーダフォンを買収することで合意したと正式発表した。買収総額は1兆7500億円。
買収でボーダフォンユーザーはどうなる？
ソフトバンクがボーダフォンを買収する。そんな噂が流れたときから、その是非を巡りユーザーはさまざまな議論を戦わせてきた。買収後のボーダフォンユーザーはどうなるのだろう。
「完全撤退ではない」――日本市場に足がかりを残したVodafone
既報のとおり、ソフトバンクはボーダフォンの株式を100％取得する考え。しかし英Vodafoneも、日本市場から撤退するわけではない。両社は戦略提携し、ジョイントベンチャーを設立する。