米国でTower Recordsを運営するMTS Incorporatedは8月20日、米連邦破産法第11章(Chapter11)を申請したと発表した。今後は身売りプロセスを進めるという。
Tower Recordsのジョゼフ・ダミコCEOは、Chapter11申請は身売りに必要なステップだとしている。「これにより、利害関係者にとって価値を最大にしつつ、身売り先が年末商戦までに買収を完了できる」と同氏は述べている。
MTSは米国で89のTower Recordsの店舗を経営している。現在は同社の買収に関心を持つ企業からの申し出を検討しているところだという。
日本のタワーレコード株式会社はこの発表を受け、同社は2002年10月にMBOによりMTSから独立しており、まったく影響はないとコメントしている。
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