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「みんな」で進める啓発活動、情報セキュリティの日を機に開始へ

» 2007年01月24日 17時23分 公開
[ITmedia]

 インターネットサービスプロバイダー(ISP)やベンダーなど7社が中心となり、「みんなで『情報セキュリティ』強化宣言! 2007」という情報セキュリティの啓発活動を開始する。

 政府の情報セキュリティ政策会議では、国民の情報セキュリティ意識の向上、強化を目的に、2月2日を「情報セキュリティの日」と定めた。今回の活動ではこの日を1つのきっかけに、幅広く情報セキュリティの啓発を行い、社会全体に向けて情報セキュリティの重要性を訴えていく。

 またこの活動を通じて、1つの企業や業界にとどまらないコミュニティを形作っていく。ゆくゆくは、情報セキュリティを社会的な基盤として浸透させることを狙う。

 活動の発起人はインターネットイニシアティブ(IIJ)、NECビッグローブ、NTTコミュニケーションズ、ソフトバンクBB、トレンドマイクロ、ニフティ、マイクロソフトの7社。活動の核として、情報セキュリティ対策推進コミュニティ運営事務局を設立し、ポータルサイトを通じて、共通のメッセージ発信に賛同する企業、団体を募集する。なお事務局長には、マイクロソフトのチーフセキュリティアドバイザー、高橋正和氏が就任する。

 2月6日には、主要な参加企業・団体が情報セキュリティへの取り組みを発表するキックオフイベントを都内で開催する予定だ。

 また、今回の活動は一過性のものではなく、継続的な取り組みとして続けていく方針。毎年2月2日の情報セキュリティの日に合わせ、来年以降も同様の趣旨に基づく活動を展開していく計画だ。

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