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Second Lifeで“紙芝居屋チェーン”――ビジネスコンテスト結果発表

» 2007年03月14日 15時44分 公開
[ITmedia]

 GMOインターネットグループのGMO Venture Partnersとpaperboy&co.は2月2日、Second Life内で新ビジネスなどを募集するコンテストの結果を発表した。紙芝居屋さんのフランチャイズチェーンのビジネス案と、龍を育成するゲームが大賞を受賞した。

 コンテストは、「ビジネスプラン」と「クリエイティブ」の2部門で、2月14日から28日まで募集し、35件の応募があった(関連記事参照)

 ビジネスプラン部門の大賞は、紙芝居舞台付きの自転車やソースせんべいなど“紙芝居屋セット”を経営者に販売することで、土地や3Dの制作スキルを持たないユーザーでもビジネスを始めてもらえる環境を作る、という紙芝居屋フランチャイズチェーン事業。モバイルサービス企業に勤める箱田雅彦さんが提案したアイデアで、「DAIFUKU ISLAND」で事業展開する。

 クリエイティブ部門の大賞は、龍を育てて楽しむユーザー参加型のシミュレーションゲーム。牧場や、育てた龍の売買が可能なオークション会場、賞金レースで競える競龍場などを提供する。ネット求人サイトWebディレクターの坂口力さんが提案した。

 デザイン部門の準優勝は「Amazon.co.jp」のAPIを活用し、Second Life内からアマゾンストア商品の検索やアフィリエイトリンクが可能になる仕組みで、ビジネス部門の準優勝は、Second Lifeの名所をめぐる有料ツアーと、バーチャルとリアルを融合したスポーツテーマパークだった。

 大賞受賞者には、Second Life内の仮想通貨で15万リンデンドル(約7万円相当)が、準優勝者のは5万リンデンドル(約2万円相当)が贈られた(授賞式の様子はこちら)。

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