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» 2007年03月16日 10時10分 UPDATE

「アダルトサイト会員権」でおびき寄せる新手のスパム

McAfeeが見つけたフィッシングメールは、料金を取るという脅しに加え、ユーザーの好奇心に付け込もうとする内容だった。

[ITmedia]

 「アダルトサイトへのご入会ありがとうございます」という文面で、会員料支払い通知を装ってユーザーをおびき寄せようとするスパムメールが見つかったと、セキュリティソフトメーカーの米McAfeeがブログで報告した。

 フィッシング詐欺では、クレジットカード番号などを盗み出す目的で、金融機関からの公式通知を装うのが一般的だ。だが今回のケースでは、アダルトサイトの会員料支払い確認通知を装っている。

 メールは実在するアダルトサイトの名をかたり、ユーザーのログイン情報、パスワード、アカウント番号、サイトへのリンクを記載。会員料として「トライアル期間は5日間9.95ドル、その後30日ごとに39.95ドルを支払うことになっています」と称し、実在する電子商取引決済サービスの名称が記されている。

 メールに記載されたリンクをクリックすると、名をかたられたアダルトサイトとは別の、アジアの商用ホスティングサービスにつながる仕掛けになっている。なおそのサイトは今では存在しないという。

 McAfeeではこのフィッシングメールについて、料金を請求するという脅しに加え、「アダルトサイトにアカウントがあるのなら解約する前にちょっと見てやろう」という好奇心をそそり、ユーザーを呼び込もうとしているのが興味深いと指摘する。

 リンク先のフィッシングサイトはもう存在しないが、解約あるいは実際にポルノを見るためと称して「決済情報」を入力させるサイトになっていただろうことは簡単に想像がつくとMcAfeeは解説している。

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