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セキュリティ指向の強いユーザーが使うブラウザは? SANSが比較

» 2007年03月20日 09時06分 公開
[ITmedia]

 セキュリティ指向が強いと見られるユーザーは、一般ユーザーに比べてIEの利用率が大幅に低いことを示すデータをSANS Internet Storm Center(ISC)がサイトで公開した。

 この統計では、セキュリティ関係者が中心にアクセスしているISCと、一般ユーザーが中心の旅行サイトとで、ビジターが使っているブラウザを比較した。その結果、旅行サイトでは75%以上がIEを使っていたのに対し、SANSビジターのIE利用率は50%に満たず、FirefoxがIEとほぼ肩を並べた。

 IE 7へのアップグレードでは、ISCビジターが旅行サイトビジターに先行し、IE 7の公式リリース前からアップグレードを開始。IEユーザーに占めるIE 7ユーザーの割合も一般ユーザーを上回って推移し、1月の時点でISCサイトが4割、旅行サイトは3割強だった。

 しかし過去数カ月でIE 7の伸び率は鈍化傾向にあり、セキュリティ指向ユーザーと一般ユーザーのIE 7利用率の差は縮まりつつあるという。

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