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ボットネット傘下のマシン、1カ月で3倍に

» 2007年03月24日 09時35分 公開
[ITmedia]

 ボットに感染し、ボットネットとして制御されたマシンの数が3月に入って急増している。ボットネット動向を監視しているShadowserver Foundationの統計をもとに、SANS Internet Storm Centerが報告した。

 それによると、ボットにコントロールされたマシンの数は、過去1カ月で3倍に増加した。3月8日ごろから急上昇が始まり、以後も増え続けている。

 ボットネット自体の増加率は約20%とそれほど大きくはないが、ボットネットを形成するマシンの数が激増しているという。

 ボットネットを制御するコマンド&コントロールサーバは、米ニューヨーク近郊とカリフォルニア南部、ドイツ付近に集中地帯がある。ボット感染マシンが最も集中している国は中国、ブラジル、アルゼンチンだという。

 ボットネット制御側は、感染マシンを増やす手法にますます長けてきているようだとSANSは分析している。

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