セキュリティソフトメーカーのTrend Microは、Webを使った攻撃の増加に対応し、複数層の防御を提供する新戦略「Total Web Threat Protection」を発表した。
この一環として、Webレピュテーション(評判)技術を新たに導入。同社のドメイン評価データベースを活用し、信頼できるサイトかどうかを閲覧前にチェックする。
最近はWeb経由でマルウェアに感染するケースが増大し、電子メールとWeb経由のダウンロードを組み合わせた攻撃手法が取られることも多いとTrend Microは解説。こうした脅威に対抗し、情報流出やなりすましのリスクを低減するためには、Webサイトの評判に基づくソリューションと、URLフィルタリングを組み合わせる必要があると説明している。
企業向け製品ではまず、現在β版を公開中の「OfficeScan 8.0」にWebレピュテーション技術を搭載予定。
コンシューマー向けにはソーシャルネットワーキングサイト(SNS)人気に伴うリスク増大に対応して、Webの脅威に対抗するレピュテーションサービスの「TrendProtect」を発表している。
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